実例、パパママの赤ちゃんあせも対策

かゆい、痛い、しみるなど、あせもができると赤ちゃんはとてもきげんが悪くなります。そんなとき、パパやママはどう対処しているんでしょう? 

 

冷やして治したケースがありました。「あせもがかゆくてしかたないようで、眠りも浅く、食欲もなくなってずっと不きげんだったんです。温めるとかゆみが増すので袖つきだけど薄いガーゼの服を着せ、ぬるめのお風呂にいれました。すごくかゆがる部位には、ガーゼに包んだ保冷材をあててかゆみを抑えて。この方法はかなり効き目があって、赤ちゃんも落ち着いてくれました」

 

赤ちゃんは寝汗をかきやすく、あせもができた赤ちゃんは夜中もかゆがってたいへんです。小さな身体のわりに汗腺が多く、そのうえ新陳代謝が活発だから汗っかきなのですが、とくに寝つくときは体温が上がるため発汗しやすくなるのです。

 

ある医師によると、「赤ちゃんの寝汗は生理的な現象。寝ているあいだにびっしょり汗をかいても、昼間元気で食欲があれば問題ありません。ただあせもがひどい赤ちゃんは、汗でかゆみが増したりあせもが悪化することもあるため、寝つく時間にはエアコンタイマーなどを上手に利用して室内の温度や湿度をコントロールしましょう。気持ちよく眠れるようにパパやママが環境づくりを工夫してください」とのことです。